「イクメン」という言葉に違和感を覚える理由
はじめに
育休を取る時よく言われた言葉があります。
「育児手伝ってて偉いね。」
「奥さん助かるね。」
もちろん、悪気があって言ってくださっているわけではないと思います。
でも、そのたびに少しだけ違和感を覚えます。
私は特別なことをしているつもりはありません。
父親として当たり前のことをしているだけだからです。
育児は「手伝う」ものではなく、一緒にするもの
わが家では、家事も育児も「どちらの仕事」と細かく決めているわけではありません。
時間がある方が料理をしたり、掃除をしたり、子どものお世話をしたり。
自然とそんな形になっています。
母乳をあげること以外は、父親にもできることばかりです。
ミルク、オムツ替え、お風呂、寝かしつけ、料理、掃除、洗濯。
父親だからできないわけではなく、やるかやらないかの違いだと私は思っています。
だから、「育児を手伝う」という言葉にも少し違和感があります。
子どもは夫婦二人の大切な存在です。
だから、育児も二人で一緒にするものだと思っています。
そんな家庭がもっと当たり前になればいいなと思っています。
育休を取って改めて感じたこと
育休を取って、大変さに気づいたわけではありません。
実は1人目のときにも2ヶ月だけ育休を取りました。
当時は新生児だったこともあり、今とはまた違う大変さがありました。
夜中に少し声が聞こえるだけで「大丈夫かな」と目が覚めたり、逆に静かすぎると「ちゃんと息してるかな」と心配になったり。
気になって何度も様子を見てしまうので、あまり眠れなかったことを今でも覚えています。
当時は、仕事に復帰できるのか不安になるくらい毎日必死でした。
でも今振り返ると、昼間は2人目の育休ほどバタバタしていなかったように思います。
今回は夜中のミルクに加えて、元気いっぱいの2歳児との毎日。
同じ育休でも、1人目と2人目では忙しさの種類がまったく違うと感じています。
それでも、育休を取って改めて感じたことがあります。それは
子どもと長い時間を一緒に過ごせることの尊さです。
朝起きて、一緒に出かけて、一緒にご飯を食べる。
昨日できなかったことが今日できるようになる。
そんな何気ない毎日が、本当に愛おしく感じます。
仕事をしていたら見ることのできなかった子どもの表情や成長を、毎日近くで見守れる。
この時間は、今しかありません。
「育休いいな」と言われると少し複雑
育休中は、自分の時間がたくさんあると思われることがあります。
でも実際は、子ども中心の毎日です。
夜中のミルク、2歳児との外遊び、ご飯、お風呂、寝かしつけ。
思い通りに進む日はほとんどありません。
だから、「育休いいな」「そんなに休めるの?羨ましい」などと言われると、少しモヤッとすることがあります。
もちろん、仕事が大変なことも分かっています。
だから、比べたいわけではありません。
ただ、育休は”休み”ではありません。
毎日が慌ただしくて大変です。
でも、その大変さも含めて、家族と向き合えるかけがえのない時間なんだということを、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
「イクメン」という言葉がなくなる社会になってほしい
私は、「イクメン」という言葉がなくなる社会になってほしいと思っています。
父親が育児をすると「偉いね」と言われる。
でも、母親が育児をするのは当たり前。
その違いに、少し違和感があります。
父親が育児をすることが特別ではなく、当たり前になる。
「イクメン」という言葉が必要なくなるくらい、それが自然なことになる。
そんな社会になったらいいなと思っています。
おわりに
育児は決して楽ではありません。
でも、それ以上にかけがえのない時間があります。
「子どもと過ごせる時間は、本当にあっという間」ということを職場の主婦の方からよく聞きます。
だからこそ、育児ができる環境にあるお父さんには、ぜひ子どもと向き合う時間を大切にしてほしいと思います。
きっとその時間は、子どものためだけでなく、自分自身にとっても一生の宝物になるはずです。
育休中の生活がどんなものなのか気になる方は、私の育休中の一日もぜひご覧ください。
今日も家族と笑って過ごせたことに感謝して、
昨日より少し、いい暮らし。
