はじめに

森見登美彦さんの『ペンギン・ハイウェイ』を読み終わりました。

私は読書がものすごく得意というわけではなく、本によっては途中で読むのをやめてしまうこともあります。

そんな私でも、この本は1か月ちょっとかけて最後まで読むことができました。

不思議な世界観が面白く、主人公のアオヤマ君の目線で物語が進んでいくので、内容のわりに読みやすかったです。

今回は『ペンギン・ハイウェイ』を読んで感じたことを書いてみます。

※この記事では、『ペンギン・ハイウェイ』の内容に一部触れています。ネタバレを避けたい方は、読了後に読んでいただくことをおすすめします。

不思議だけど読みやすい世界観

『ペンギン・ハイウェイ』は、突然街にペンギンが現れるところから物語が始まります。

かなり不思議な話なのですが、私はこの世界観が好きでした。

以前、同じ森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』も読んだことがあります。

作者について詳しいわけではありませんが、今回も最後まで楽しく読めたので、もしかすると私は森見登美彦さんの作品が好きなのかもしれません。

物語はアオヤマ君が考えたことや発見したことを中心に進んでいきます。

不思議な出来事がたくさん起こるのですが、アオヤマ君と一緒に「これはなんだろう?」と考えながら読み進められるので、思っていた以上に読みやすかったです。

アオヤマ君のお父さんのような父親になりたい

この本を読んで特に印象に残ったのが、アオヤマ君のお父さんです。

いつも冷静で、アオヤマ君よりいろいろなことが分かっているはずなのに、何でも答えを教えるわけではありません。

アオヤマ君の話を聞いて、自分で考えられるように少しだけアドバイスをする。

そんな親子のやり取りが印象に残りました。

私自身、今は2人の子どもを育てています。

まだ子どもが小さいので、これから先どんな父親になるのかは分かりません。

でも、子どもが何かに興味を持ったときに、親が全部答えを教えてしまうのではなく、自分で考えるのを見守って、必要なときに少し手助けできる父親になりたい。

アオヤマ君のお父さんを見て、そんなことを思いました。

この本を読んで一番自分に残ったのは、もしかするとペンギンの謎よりも、このお父さんの姿だったかもしれません。

アオヤマ君を真似して手帳を書き始めた

もう一つ、この本には私自身の生活を少し変えたことがあります。

アオヤマ君は、分かったことや気づいたことをノートに書いていきます。

この本を読み始めた初日、アオヤマ君がノートに気づいたことを書き留めているのを読んで、

「これ、いいな」

と思いました。

そこで私も手帳に、その日にあったことや気づいたことを書くようになりました。

その後ブログを書くようになってからは、手帳だけではなく、自分が経験したことや気づいたことをブログにも残していきたいと思うようになりました。

気づいたことを記録するという習慣のきっかけをくれた一冊です。

読み終わって振り返ってみると、この本から受けた影響は思っていたより大きかったのかもしれません。

読書が苦手な人にも読みやすいと思う

私は本を買っても、途中で読まなくなってしまうことがあります。

そんな私が1か月ちょっとかけて最後まで読めたので、普段あまり本を読まない人にも比較的読みやすい作品だと思います。

難しいことを理解しながら読むというより、アオヤマ君と一緒に不思議な出来事を追いかけていく感覚で楽しめました。

「読書を始めたいけど、長い本を最後まで読めるか不安」という人にもおすすめしたい一冊です。

『ペンギン・ハイウェイ』はKindle版でも読むことができます。
私のように読書があまり得意ではない方でも読みやすい作品だと思うので、気になった方はチェックしてみてください。

私が普段読書に使っているKindleについては、こちらの記事でも紹介しています。

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まとめ|読んだあとにも残るものがあった一冊

『ペンギン・ハイウェイ』は、不思議な世界観を楽しめる物語でした。

もちろん物語そのものも面白かったのですが、私にとって特に印象に残ったのは、アオヤマ君のお父さんの子どもとの接し方と、アオヤマ君が気づいたことをノートに残していく姿です。

こんな父親になりたい。

自分も気づいたことを残しておきたい。

読んで終わりではなく、自分の生活にも少し影響を与えてくれました。

『夜は短し歩けよ乙女』も好きだったので、森見登美彦さんの別の作品も読んでみたいと思います。

読書があまり得意ではない人にも、おすすめしたい一冊です。

昨日より少し、いい暮らしへ。