はじめに


今回読んだのは、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO』です。

お金の勉強を始めてから、YouTubeなどで何度もおすすめされていた一冊でした。

節約や貯金、投資について書かれた本や動画はたくさんありますが、「お金の使い方」について考えさせられるものは意外と少ないように感じます。

何度も読み返したいと思ったので、この本はKindleではなく単行本で購入しました。

育休中で家族と過ごす時間が増えた今だからこそ、この本の言葉がより深く心に残りました。

この記事では、本を読んで印象に残ったことと、私自身の考え方がどう変わったのかを書いていきます。

1. お金は経験をするための手段

この本を読んで、一番考え方が変わったのはこの部分です。

私はこれまで、毎月の給料の範囲内で生活することが当たり前になっていました。

貯金や投資を続ける一方で、貯めたお金に手をつけることは、どこか良くないことのように感じていました。

育休中は育児休業給付金がもらえますが、普段の給料と比べると収入は少なくなります。

そのため、最初は「今まで以上に節約しないといけない」と考えていました。

でも、この本を読んで、それは少し違うのかもしれないと思うようになりました。

育休中の今は、普段より家族と一緒に過ごせる時間が増えています。

それなら、今まで貯めてきたお金を使ってでも、家族旅行などの経験に使う価値があるのではないかと思いました。

「給料の範囲内で生活できたか」だけを見るのではなく、貯めたお金をどんな価値のある経験に使えるのかまで考えることが大切なのだと感じました。

お金を貯めることがゴールではありません。

お金は、家族との思い出や今しかできない経験を得るための手段なのだと思います。

2. 思い出は将来の価値も生み続ける

この本を読んで特に印象に残った考え方の一つが、「思い出の配当」です。

旅行や家族との時間などの経験は、その場で終わるものではありません。

思い出として何度も振り返ることができ、そのたびに喜びを感じられます。

さらに、新しい経験を重ねることで思い出は一つひとつ積み重なり、人生をより豊かなものにしてくれます。

子どもが成長してから旅行の写真を見返したり、「あの時はこんなことがあったね」と家族で話したりする時間も、経験が生み出す価値の一つなのだと思います。

だからこそ、家族旅行や新しいことへの挑戦など、今だからこそできる経験を積極的に重ねていきたいと感じました。

3. 子どもと過ごせる時間にも期限がある

本の中で紹介されていた「人生では何度もの小さな死を経験する」という考え方も印象に残りました。

もちろん、本当に亡くなるという意味ではありません。

どんな経験にも、いつか終わりがやってくるということです。

例えば、子どもが「一緒に遊ぼう」と言ってくれる時期にも、いつか終わりが来ます。

しかも、その日がいつ来るのかは予測できません。

だからこそ、今この瞬間を大切に過ごしたいと改めて感じました。

今は育休中で子どもと過ごす時間が多いですが、この時間は今しかありません。

子どもが小さい今だからこそ、一緒に過ごせる時間を大切にしていきたいと思います。

4. 健康も大切な資産

私は趣味でゴルフをしています。

「退職したら」「子どもが独り立ちしたら、もっとゴルフを楽しもう」

そんなふうに、楽しみを先延ばしに考えていました。

でも、その時に健康でなければ、その楽しみは実現できないかもしれません。

どれだけお金や時間があっても、健康でなければ好きなことは楽しめません。

この本を読んで、お金だけでなく、健康も人生を豊かにするための大切な資産なんだと改めて感じました。

5. リスクを怖がりすぎない

私はこれまで、リスクはできるだけ避けたほうがいいものだと考えていました。

でも、この本を読んで、「リスクを負わないことにもリスクがある」という考え方を知りました

リスクを避け続けることで、本来得られたはずの経験やチャンスを失ってしまうこともあります。

無理に何にでも挑戦をするということではありません。

大切なのは、自分のリスク許容度を知ったうえで、一歩踏み出すことだと感じました。

特に若いうちは、失敗してもやり直しがききやすい時期です。

だからこそ、リスクの少ない挑戦には積極的に取り組んでいきたいと思います。

私にとっては、育休中にブログを始めたことも、その一つです。

※ブログを始めた理由については、こちらの記事で詳しく書いています。

▶「育休中にブログを始めた理由

※お金の勉強を始めたきっかけについては、こちらの記事で紹介しています。

▶︎「お金の勉強を始めて変わったこと

おわりに

私がこの本を読んで一番変わったのは、「お金を増やすこと」ではなく、「お金を何に使うか」を考えるようになったことです。

これからも投資や貯金は続けていきます。

でも、お金を増やすことだけを目的にするのではなく、家族との時間や健康、今しかできない経験も大切にしていきたいと思います。

育休中という今しかない時間だからこそ、これまで貯めてきたお金を、家族との思い出をつくるために使うことも価値のある選択なのだと考えるようになりました。

この本は、貯金や投資を頑張っている20代の方や、以前の私のように「貯金にはなるべく手をつけない方がいい」と考えている方に、ぜひ読んでほしい一冊です。

きっと、お金だけではなく、「時間」や「経験」の価値についても考えるきっかけになると思います。

昨日より少し、いい暮らしへ。